🏠 / 日暮誌

38年ぶりのアレのアレを皆で見た

夕方スーパーで義母と待ち合わせて買い出し。

餃子のタネの材料と、鍋の材料と、アルコール類を買い込んだ。

3日ほど前、このようなLINEが来ていた。

5日日曜日の晩、観音ばぁちゃんちでみんなで晩御飯しませんかー??5日日中父さんとててと私で整備してるので、そのついでにどないー??

姉ちゃんこれるなら水餃子とか食べたい・・

というわけで、昨日は妊婦が食べたいものはお腹の子の求めているものという話になったのであるが、こうして招集がかかったということは性別がわかったということではないか。見ていると、義妹は何を言い出すにも演出をするのが好きなのだ。

一族総出で餃子をこしらえて、水餃子パーティー。

案の定、義妹によるお腹の子の性別発表がある。甥っ子だという。お腹の子の断面や3D画像を見せてもらう。

テレビでは日本シリーズ最終戦、58年ぶりの阪神勢同士の対決で、38年ぶりの阪神の優勝がかかっているのだという。巷ではいわゆるアレのアレと称されるアレ、大阪府警は1300人体制で警戒にあたっているというからちょっとした暴動レベルじゃないか。義父さんが言うには前の優勝の時、同僚らと戦勝会しようかと寿司屋で飲んでいたら隣もどうも同じように戦勝会をしているらしく覗いてみたら目があって、ほな、一緒にやりましょうかと障子も何も取っ払って飲んだという。最後には皆で六甲おろし、楽しかったというが、それは楽しかったろうな。

酒がまわったので、ソファで休む。

おばあさんが入所して以来、空き家になっていたのを天の魚で浪花節部隊の宿舎とするために清掃・整備したのが山荘整備のきっかけであるが、このソファで公演前日に当日の配布資料を作成したのだった。優先順位的に低かったから後回しにしていたら前日夜になってしまった。アレから4年と言うことを考えていると、阪神の優勝が決まっていて、次の優勝は38年後だからワシは生きていないわなぁ…と言う話になっている。

38年後、元気にいるのは下手するとお腹の甥っ子だけかもしれない。その時、われわれはどうしているのだろう。


追伸: Googleで「阪神」と検索すると花火のようなエフェクトが出るようになっていた。

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