今是記

アレシボ天文台の崩壊

アレシボ天文台が崩壊したという。

SETI@home(分散クラウドコンピューティングのハシリ)がこの5月末に無期中断(事実上の終了)したのは施設の老朽化が原因だと伝えられていた。

解体が決まってはいたけど、崩壊が先に来たという。

なんてこった。

SETI@homeにはけっこう中断時期があったけど、今世紀はじめから参加していた。

宇宙から飛来してくる膨大な電波の中から、宇宙人がいるのであれば発しているであろう電波を選り出していくために必要な計算リソースを、一台のコンピューターではなくて、インターネットに接続された大量のコンピューターに振り分ける仕組みの一番大きな取り組みがSETI@homeだった。

計算機の(余剰な)リソースは、人類共通の利益のためにつかおう、という高邁な理想は今もなお有効だ。

BOINCには今、多くのプロジェクトが登録されている。

うちのパソコンでもタンパク質の解析をいくらか分担している。

アレシボ天文台のひとつの時代が終わりを象徴している。もはや次の時代に移行した。良くも、悪くも。

身近な参加 ー 科学でも、政治でも、それが身近に感じられるということの大切さが今後、いよいよ大切なものとなっていくのだろう。


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