🏠 / 日暮誌

ウンのとても悪い日

朝の出勤中。

駅前の商店街に差し掛かると強烈な腹痛に見舞われた。これはアレか。ウンが試されているのか。

どうにか駅までたどり着き、トイレに駆け込むと長蛇の列になっていた。ウン。

しかも、個室にこもっている人はいずれもなかなかの長期戦の模様で、なかなか開かない。ウン。

乗る予定の電車の時刻が過ぎ、これに乗らないと遅刻する電車の時刻も過ぎようとしている。ウン。

しかし、このまま電車に乗っても、途中で耐え切らなくなるのは確定なのでそのままトイレを待つことにした。ウン。

開かずのトイレもようよう徐々に開いて、列も短くなっていく。ただ、時、すでに遅し。決壊線をどんどん超えてくるのをもはやなすすべもなく感じているより他にない。ようやくトイレが空いた時にはもうトイレで出すほどのものもなくなっていた。

しょうがないので、職場には今日は休むと連絡を入れて、帰宅し、シャワーを浴びて、洗濯し、ふて寝した。


思いがけず平日に休みになったので、オンラインでログインできなくなった振替口座のパスワード照会に郵便局に行ってきた。

ハンコがなくなったようなのでハンコの再登録とログインパスワードの照会の手続きを一緒にしてもらうことになった。

なかなかないケースのようなので郵便局のお姉さんは本部と電話をしながら手続きをしていた。

なかなか時間がかかった。

2週間ほどでハガキが届く。届かなければまた来いとのことだった。

帰りに最寄りの図書館に行ってトイレを借りる。

よくもちました。